帝都高速度交通営団(営団地下鉄)東西線用5000系は、
1964~81年にかけて428両も新製されました。
国鉄との相互直通運転に備えた営団初の4ドア20m車となっています。
日比谷線用の3000系に続いてセミステンレス車体となっていますが、
経済性を重視して設計することとなり、外観にはコストをかけず、
制御器等も簡素化されています。デビュー時は3連でしたが、東西線での基本編成は7連(6M1T)で、1966年に統一されました。その後1977年から10連化、1990年にはすべて10連化されます(8M2T)。1989年から冷房改造工事が進められましたが、1991年から非冷房車を中心に廃車が出始め、一部は東葉高速鉄道に譲渡されます。
2004年4月、帝都高速度交通営団は民営化し、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)となりましたが、ここでは営団地下鉄時代のステンレス車をUPしています。
ステンレス車は2007年3月にすべて東西線から撤退しています。